その業務システムの、ソースコードは、こんな感じ。
さらに、
で、改修要求仕様だけがあって、ソースを読むところからスタート。
1ヶ月で完了しなければならない、という誰もやりたがらない過酷な案件です。
私も大きめの企業でシステム作ってたので、どういう経緯でこういうものが生まれたのか、どういう経緯で自分のところに回ってきたのか、だいたい想像はできます。
つまりは作戦がない。
何も考えず、「ほしい、作れ、作った、直したい、直せ、直した」の繰り返しが、コレかなと。
「業務を自動化する。」
こんなのは、作戦でもなければ目的でもありません。
「業務を自動化して、何年に渡って、いくらの利益を得て、コストを削減して、何年後にはどうなっている。」これが目的であって、ここまで考えて、やっと作戦らしきものが見えてくる。
だから、アーキテクチャはどうでなければならない、ドキュメントはどうでなければならない、リスク管理は、技術者の確保は、・・・と議論が進む。
ちゃんと作戦を立てたプロジェクトが、こんな風になるはずがありません。作戦がないということは、目的がなかったということです。
作り方はどうあれ、5000行ものソースコードを書いた技術者(コボラーかな?)と、それを改修してきた技術者には、敬意を表する。動いてるのが不思議なくらいです。
そして私も、敬意をこめて、解読中。最初は「泣き付かれた」感があり、すごくイヤな仕事だと思ったけど、ボクの中のMが目を覚まし、今はちょっと気持ち良くなってきた。スケジュールに間に合うかは、終わってみないと分かりません。
そうは言っても、こういう仕事でしか身銭を稼げない自分を、とても恥ずかしく思います。エラそうに独立して、田舎のIT発展のためとかいって、技術系のブログなんか書いているけど、結局はカネの通り道に身を置いて、何も言えずにいる。
もう一つ恥ずかしいこと。
田舎のITは、こんなに非効率な仕事で、技術者という大切な資産を疲れさせている。技術者も、自分で仕事を増やして、忙しい忙しいと嘆いているように見せかけて、安住している。そんなことしてたら、若い技術者は、やっぱり東京に逃げていくでしょう。早くその流れに歯止めをかけないと、取り返しがつかないことになると思うのです。
このシステムを作った技術者も、可否の判断すらできないSIerも、企画したユーザーも、東京からやってきた製品ベンダーも、下請けソフトハウスも、私も、みんな、「恥ずかしい」という気持ちをもってほしい。
そこからスタートしましょう。変わらなきゃ!