先週観た、NHKの「3つのたまご」だったかな? 金田一せんせーが、良いこといってました。IT業界だけじゃなくて、社会全体がお叱り受けているような、そんな気持ちになりました。
テレビでもマスコミでも政治家演説でも、彼らは、どれだけ本当のことを言ってるのだろうか。
「バブル再来!」と書きたてたころ、生活苦にジッと堪えながら日本を支える農家の声。「サラリーマン増税反対!」なんて騒いだとき。体を酷使してギリギリの生活をした挙句に、生活保護者よりも安い年金しかもらえない、自営業者の声。
茶の間でボッソっとつぶやく声の方が、きっと、本当のことだろう。
(のっけから重い話でキョーシュクです。)
話変わって、いわゆるアルファブロガーのエントリは、少なくともボクの仕事の役には立ったことがありません。この仕事をしていて、死ぬほど困ったときに本当に助けてくれるのは、細々と綴られた、仕事人たちによるMLアーカイブだったりします。
日常会話や職場の会話にしたって、自分が思っていることを真剣に話そうとしたら、考えながら、つつましく、じっくりと、ちょうどいい声で話す。日本人の生理だと思う。
そういう声には、自然に耳を傾けてしまうものだ。
直感的に、「本当のこと」を嗅ぎ分けているのかもしれない。
たった今気づいたのだが、ボクは、流暢で声の大きいプレゼンや営業トークは、必ず一度は疑っている気がする。「本当なの?」「アンタが検証したの?」「しゃべり方だけ練習してるんじゃない?」と。
金田一せんせーが言ってる「本当のこと」とは、「真実」ではなくて、
「自分が心の底から考えていること」の方だと思います。
IT関係の仕事してると、受け売りの多さに辟易する場面が多い。
と、大きな声でワメキ散らす営業トーク。
な、そっけないブログ。
と質問すると、シドロモドロになるか、同じことをオウム返しするだけ。最悪は「アノ人が言ったから」。情報に埋もれすぎて、主観すら失ってしまったかのようだ。
エンジニアたるもの、どんな情報でも五臓六腑で消化するクセをつけたい。
ウケウリくんがプロジェクトの長になってしまうと、
最後までやりきったことは賞賛できるが、なにやってんだろー感が拭えないプロジェクト。経験した人も多いハズ。
ボクが会ってきた ソツのないリーダーの思考回路は、スタートが違う。
この時点で、プロジェクトの成功は、ほぼ決まっています。
彼らは、穏やかに、自分の言葉で、「森」を語ります。技術論を振り回したりしないのです。自分の言葉で話す人は、強靭な責任能力を兼ね備えていたりします。きっと、自信と人一倍のプライドがあるからでしょう。
ウケウリくんは自信がないから、しゃべってしゃべって、「新技術がなんとかしてくれる」と思っている。信頼されるリーダーになりたければ、ウケウリを止めて、自分の言葉で話すことだと思います。