世知辛い新年、いかがお過ごしですか。遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
「景気」といっても、仕事がぽしゃったり知り合いの苦労話を聞いて肌で感じたりしているだけで、さてそもそも景気ってなんぞやと思っていたところ、本屋でジャケ買いしました。
私自身、株や金融商品に興味ないですし、自慢じゃないですが一般常識も乏しくて、ニュースとか見てても、サブプライム云々がなんで身近の知り合いを直撃してるのか、とか、大臣が「金利がうんぬん」とか言うといったい何がどうなるのか、なんていうところはまったくわかっていない。
毎日ニュースで見ているはずの、日経平均株価だのTOPIXだのもいったい何の数字だろうかと。
この本では、株価、金利、為替、物価、etc・・・がどう連動しているか、
"今"のデータで、豊富な相関図とそうなるメカニズムを、クソシロートにもわかる様に解説してくれていています。多少苦手な数字の羅列はありますが、数字なんか無視しても、サクサクと頭に入ってくる説明だと思います。
金融崩壊!とか、あなたはどうすべき!とか、そういう庶民心理をあおらずに、淡々とデータに基づいたロジックを紡いでいるあたりは、とても好感が持てて、プロの仕事だなと思いました。GDPや需要供給曲線などを説明するような、いわゆる「経済入門」ではない点も退屈しないで済みます。
データはマクロ(年平均とか)なものが多いので、実際取引している人には物足りないでしょうけど、私みたいな素人にとっては明日からのニュースや新聞が読みやすくなることうけ合い。こういう本はもっと若いうちから読んでおくべきだったなと、やや後悔しております。
経営者や投資家などは、こういった世界の動きを体感しつつ日々生きているのかと思うと、「俺はなんとも視野がせまいな」などと思いますね。
内容についてちょっとだけ触れると、「日本の投資家は影響力を持っていない」なんていうデータは、けっこうショッキング。海外投資による値動きを後追いしているだけなんだってよ。そんなものかもね。
あと、以前勤めていた会社の株が急落したときの背景とかも、よくわかった。
面白かったので、前作の「為替が動くと~」をこれから読んでみます。
ああ、だからといって、金融商品にはやはり興味もてなかったな。
※筆者:角川総一さんにも興味をもったのでホームページからブログ辿ったらEee PCいじりしてるのを見てフイタw