書評:エンタープライズRails

最近の書籍ではなかなか感じることのない高揚感だったので、紹介します。


尊敬するアノrecompile.netさんからサインいただきました!


から紹介するわけではありません(オレそんなミーハーじゃないんだからねっ)。

本当にこれは良い内容だと思ったので、紹介させていただきます。
この本は、例えば次のような人が読むと、たぶん面白いと思う。

Rails-Lover:Rails万能主義の人へ

SQLの知識を身につけることで、よりシンプルなRailsアプリをより楽しく書けるようになるはず。

Rails-Fucker:遅くて複雑なことできなくてアホくさっ、な人へ

己の頑ななDOA信仰が、意外にRailsにすんなりフィットすることに気づくはず。

ORM-Children:O-Rマッパでしか仕事したことない比較的新しめのプログラマへ

いかに危険で利己的なアプリを作っているのかに気づくはず。

CTO/Architect:技術とエンタープライズの関係を地獄果てまで議論したい人へ

「そうそう、そうだよね~」と技術と企業成長の関係について熱く酒が飲めるはず。

Poor-SIer:不況に嘆いてるSIerの人へ

この内容が体に染み付いてるSIerなら、不況だからこそ頼りにされるんじゃないか、と根拠のない希望を持つはず。(オレココ)


・・などなど、ほぼすべてのスパエンタプルアイズプログラマへ。
読んでみないと何言ってるかわからないよね。まあ、読んでみてください。言語・宗教関係なく、勉強になると思います。


最近の書籍の傾向は、誰でもできる系、特定のフレームワークの使い方、Tips集などがほとんどですが、前提にあるべき「なぜそれを使うのか」という判断は、各プログラマーにゆだねられているような感じがします。

この本は、コードサンプルよりも「なぜ」が重要。
むしろ、コードや適用技術に関しては、得意なものを使えばいいし、
この書籍のマネをしなければならないというものではない。
焦点はそこにあらず。

 大規模なサービスに成長することを目標にしているなら、
 ミニマム構成でもこのくらいのことは想像して作っておくべし。
 なぜなら・・・

 ↓どうなりたいのか
 ↓なにが起こるはずか↑
  なぜそうするか  ↑

とか、プログラマが経営者と一緒になって「夢をみる」ヒントが、言葉の端々に現れています。

本書ではその考察にフィットしたのがRubyでありRailsだ、ということなのでしょう。PHP/Perl/Javaでも、こういうドキドキするような書籍を誰か書いてくれたらいいな。


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