「秘伝」 - 村松 恒平

お客さんが何を言いたがっているのか、自分は何を伝えたいのか、っていうところを考えさせられる本です。


ついつい

われわれのような技術の仕事をやってると、お客さんも技術関係者が多くて、少なくともIT用語くらいは通じます。でも、実際にシステムを使うエンドユーザーや、会社のお偉いさんたちには、なかなか通じないですよね。

ついつい、「なんでわからないの」「ちょっとくらい勉強してよ」と苛立ってしまいがちです。そして、技術論をまくし立てて、その場を切り抜けようとしてしまう。

もうちょっと落ち着いて

自分が話したい内容や相手が聞きたがっている内容は、本当に技術のことなのか?と、考えなければならない場面は多いはずです。
しかも瞬発的に。

たとえば、「Javaってどうなのよ?」とお客さんが聞いてきたときに、本当にJavaについて聞きたいのかどうなのかなんて、実はわかりません。ただ酒飲みに誘ってるだけかもしれませんし。

自分が話をしているときも、「オレはなんで、こんな細かい技術用語ならべてんだろ?」と思いつつも、止められないときがある。本当は「もっと仲良くやりましょうよ」の一言が言いたいだけなのに・・・。

そういう目線が鍛えられる本です。とてもいいお手本。これを読んだ後は、会議への参加のしかたのみならず、人との接し方なんかも、ちょっと変わるかもしれません。


コメント

コメントしてください
お名前:
入力しなければ「匿名さん」。20字以内。

メール:
入力しても表示しません

URL:
入力すればリンクが貼れます


コメント: