ITアーキテクトとは。これにはいろんな説があります。@ITに特集が組まれるほど、関心は高いようです。
しかし残念ながら、「まだ未定義」という説明や、ソフトウェア開発方法論に終始することが多い。政治家の七色答弁みたいで、勢いで聞きほれてしまうけど、「結局なによ!?」と思ってしまいます。
だーれも結論めいたことを言わない。IT業界はこういうの多いですね。議論好きというか、なんというか・・・。
私は、ITアーキテクトは監督であると断言します。これは自分の経験の中で、ゆるぎない自信を持って言えることです。
「監督とは何だ?」という議論をする人は(あんまり)いないでしょう。
監督は、作戦を立てて、チームを指導して、采配して、勝負する人です。不正なことがあれば、先頭に立って抗議をする人。チームの士気を鼓舞する人。お客さんを喜ばせるエンターテナー。試合が終わる瞬間まで、チームにゲキを飛ばす人。・・・etc
世の中の「監督」を見てイメージできることは、そっくりそのまま、ITアーキテクトの仕事です。そして、世の中の監督を見てイメージできないことは、ITアーキテクトの仕事ではありません。
ちがいますか?
私と意見がちがっててもいいです。
でも、アーキテクトを目指す人は、「アーキテクトの仕事はコレだ」という定義を必ず持ってほしいと思います。そして、それを周囲に大声で伝えるべきです。
そうでなければ、マネージャーやプログラマと何が違うのかがはっきりしないまま、プロジェクトを進めることになります。これが、無駄な重複作業や会議を増やします。
これまで同様、何も変わらず、自分も周囲も苦しい思いをする。それが嫌だから、「おれはアーキテクトだ」と宣言するんですよね。
もちろん、場合によっては、ただのワガママだと捉えられたり、摩擦を生むこともあるでしょう。
しかし、初志貫徹!アーキテクトにしかできない仕事がある。
そして同じように、マネージャーにしかできない仕事、プログラマにしかできない仕事があるのです。
ITアーキテクトが声をあげなければ、今までと同じです。